本日は本の紹介です。
この手の本は、プログラミング初心者向けに書かれており、ある程度作れるようになっている方には物足りないケースが多いものです。
この本も一見、タイトルで見るとそのように見えます。が!扱っているツールがごつい!
VirtualBox
Vagrant
Git
FuelPHP
PuTTY
Bootstrap
初心者に向けてこのラインナップはすごい!
この本は発想がまったくほかの書籍と違います。いいとか悪いとか、ではなく。こういう切り口の本がある、ということがとても良いなと思いました。入口の選択肢が広がります。
私自身は、別ブログで真逆の、(言語はJavaではありますが)言語の基礎からじわじわと攻め入る講座を立ち上げ予定で、現在原稿を準備中です。
この本は、スポーツに例えれば、基礎体力とか体づくりとか置いといて、まずはゲームそのものの楽しさを教えてしまおう、という姿勢を感じます。
私が書こうとしているものは、「ボール投げる前に走り込みと腕立てと腹筋じゃい!」的なスタンスです。
両方大事だな、と思います。
そして、この本が扱っているツール類は、本当に今が旬ですよね。
これらは、実はミドルクラス、シニアクラスにとっても、扱ったことがないと意外に苦戦する類のものです。なので私は買ってしまいました。kindle版で。kindle版が出ているのもありがたいです。
まだ初めの方しか目を通していないので、後々「なんだよぉ、期待したのによぉ」的なことになるかどうか、わかりませんが、今のところ自分が仕入れたい情報、身に付けたい技術のとっかかりがある、と感じさせる滑り出しです。書き方も親切です。
どのツールも単体で本一冊になるだけの機能を持っていますから、おそらく、おいしい部分のエッセンスで構成されていると考えられます。
Gitの分厚い書籍を目の前にモチベががくんと下がってしまう、みたいな経験てありません?
そんな観点から昨今では期待の一冊です。