if(scode.equals(“”){

    smsg = “社員コードは必須入力です。”;

    check = false;

}

if文として、最もシンプルだと思う。これが理解出来ないと言われたら?どう教える?

たぶん、理解出来ないのではない。目に慣れないのだ。英語が分からない人は英字新聞を見て、目に飛び込んでくる単語をひとつずつなど追わない。

それと同じで、プログラミングという作業に慣れない人にとって、急に目に飛び込んでくる数々の単語はひとつずつなど解析出来ない。

アメリカのとても小さい子はどのように言葉を喋るようになるのだろうか。言葉の意味を左脳で分かってから喋っているわけではない。

そう考えると、プログラミングの教え方というのも、なんとなく見えてくるものがある。

意味や動作を理解しないよりしたほうがいいに決まっているが、そこに手が届かないとき、どうすればいいか。掛け算の九九とか、英単語を暗記するとかと同じではないか。要はどれだけ「繰り返したか」で決まるのではないか。

そこら辺に「鍵」がある。プログラムを理解出来ることと、作れることは違う。逆に、「ちゃんと」理解出来ていなくても「作れる」状態は作れるのではないか。

音符が読めなくても、コード理論を知らなくても素晴らしい演奏をする人がいるように。

「なんでかは知らないが、こう書くとこう動く」でいいのではないか、出発地点としては。

英語は誰だって喋れるはずだ。誰だって。アメリカ人はみな喋っているのだから。プログラミングも同じだ。誰だって作れる。立脚点はそこだ。

プログラミングは独学でも出来る。しかしスクールに通えば時間が短縮される、とハッキリと断言できる授業を作らないといけないのである。