ロドリーゴ・イ・ガブリーラ

ご存じ超絶速弾きスパニッシュ?でもメタルだよね、な二人組であります。

この画像はWikipadiaから借りて参りました。

最近、

この方のおかげですっかり筋トレ信望者となりつつある僕が、なんとか演奏者としても活動を続けたいと願って、時間を見つけると追いかけるのがこのお二人。

時間管理が出来ず、ギターの練習時間をどうにも見出せない。やり方が下手なだけですけどね、きっと。

かなり無駄な時は過ごしてますから。

ここのところ、努力が実って、筋トレの真似事をしたり、昨日はついにギターの練習を復活させることが出来た!

で、例によってこのお二人の曲を弾く。

気がついた。「これ、筋トレじゃん。。」

筋肉というはつくづく大事な人生の基礎なのだなぁ、と。

音楽について、僕は「音を使った時間の芸術」と思っています。速さだけでは人の心に届かない。速さを求める人以外には。

刺さるか、刺さらないか、はコンマ何秒を争う音の出し入れで決まる。同じフレーズを弾いても人それぞれなのは、一人一人が持っているタイム感の違いです。

こういうことって感じませんか?

僕はクラシック音楽とかについては門外漢です。

Jazzもそう。これらの分野の演奏家は鍛え上げられてることが通例です。

ロック屋のような自己完結型というか、巷に溢れるアマチュア音楽家のように個々の差が少ない。

みなさん正確な演奏ができるので、素人には同じに聞こえちゃったりします。

そこまで鍛え上がっていないと個体差が大きい。

この人いいなぁ、とか、つまんないな、とか言いやすい。

レベルが上がっていくと「上手ねぇ、でもよく分かんない」世界へ、ややもすると連れて行かれることがあります。

僕はアマチュアなので、かなり低いところで遊んでいます。

単純に「思うように腕や指が動くといいな。」と考えて、

「速く弾ければ遅くも弾けるじゃろ」くらいな気持ちで練習題材として選んでおります。

譜面がちゃんと売っている。アプリが発達して、遅く再生して少しずつ速度を上げていける。

色々現代的な環境も重なり、何よりも「好き」なので、頑張るわけです。

一時間ほど頑張ると腕が疲労します。

きっと弾き方が正しくないのでしょう。彼らのスピードについて行こうとすると、「音楽をしている」というより「扇動されて走り込みをやっている」ようなスポーツしてる感が、あります。

ちなみに、このお二人、2012年まで私生活上でも恋人同士だったとか。美男美女ですもなぁ。

今はスペインとメキシコに、バラバラに住みながら音楽的にはパートナーであらせられるそうな。

何でもかんでも筋トレと結びつけて考えるのは、すごくアホっぽいかも知れませんが、なかなかいいですよ。

なんかね、いいんですよ。なんでしょう。「細けぇことがどうでもよくなる」というか。そんな気分です。