プランBは見た目、大成功でした。世界の人々は平和を享受し、民主世界の脅威は取り除かれたかに見えます。

しかし、フェルプス君はひとつ、間違ったなーと、南米の見知らぬ街で美女と過ごしながら心の中で思い起こしているのです。

それは、httpdのデフォルトのドキュメントルートにシンボリックリンクを、centOSにログインして直接書いてしまったことです。

これじゃあ、あっしの、例の出来の少々良くない子分に、vagrantfileを渡したとしても、同じ作業をさせなけりゃぁなりやせん。ここは、あのシンボリックリンクを作る命令をbootstrap.shに書くべきでやした。なにせ、あいつぁ、WindowsのコマンドプロントとターミナルでつないだLinuxの区別もつかねぇはんぱモンでござんす。それでもね、若ぇのに、その肝っ玉は見どころのある奴なんでござんすよ、言うでしょ?出来の悪い子ほど可愛いって。

そこだけ、ちっとばかしやり直しさしちゃあくださいやせんか、あっしからの、たってのお願ぇだ、うんと、言っておくなせぇ。

自分でもウザくなってきたので、ちゃんとやります。はい。すみません。

まず、vagrant upしてcentOS立ち上げたら、PuTTYでログインして、作成してあるシンボリックリンクを削除しちゃいます。そののち、vagrant halt。

ひとつ気になることがごぜいやすんで。あ、またこの口調になっちゃった。なんなんだ?

PuTTYでダイレクトに作成したときにsudo付けないと実行できなかったんです。

そのとき、特にパスワードを求められたわけでもないので、そのままbootstrap.shに

sudo ln -s /mnt/fuelphp/public donichi

とか書いてもいいんですが、ふつうはパスワード聞かれますよね、一度は。

パーミッションどうなってるのかというと、

やっぱりwrite権限がありません。これはセキュリティ的には正しいのだろうなぁ。きっと。

このままにしておいて、sudo付けてbootstrap.shに書いてみましょうか。ダメならなんか方法はあるはずですもんね。パーミッションをいじってしまうのはやめましょう。

とりあえず書いてみます。

#!/usr/bin/env bash

rpm --import /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-6
  
yum install -y httpd
  
yum install -y mysql-server
  
yum install -y php
  
yum install -y epel-release
  
rpm --import /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-EPEL-6
  
yum install -y phpMyAdmin
  
ln -s /mnt/fuelphp /home/vagrant/fuelphp
  
sudo ln -s /mnt/fulephp/public /var/www/html/donichi
  
sudo ln -s /mnt/cakephp/app/webroot /var/www/html/cake
  
cp /mnt/fuelphp/vagrant/*.conf /etc/httpd/conf.d
  
curl get.fuelphp.com/oil | sh
  
sed -i 's/^#ServerName www.example.com:80$/ServerName localhost:80/' /etc/httpd/conf/httpd.conf
  
sed -i 's/^;date.timezone =$/date.timezone = Asia\/Tokyo/' /etc/php.ini
  
chkconfig httpd on
  
chkconfig mysqld on
  
service httpd start
  
service mysqld start
  
mysqladmin -u root password root

動くでしょうか。

vagarant up –provision

で起動してみます。

なんか最後にエラーしてるっぽい。

出来てる!けど間違ってる!スペルミス。面目ねぃ!

sudo ln -s /mnt/fuelphp/public /var/www/html/donichi

ここを直して、も一回シンボリックリンクを消して、vagrant haltして、

vagrant up –provision

リンクはちゃんと出来てます。

しかし

ここのエラーは相変わらず出るんですね。どうもbootstrap.shの一番最後に書かれている

mysqladmin -u root password root

この行が失敗しているように見えます。

これはエラーでいいのかも知れません。というのはpassword root の部分でエラーしてると思えるのですが、これは「root」を新しいパスワードとして登録しようとしているみたいです。

すでに現在時点で、このshは動いているのですから、現時点でroot@localhostのパスワードはrootなのです。なので新たにrootにしようとして失敗してるのかもしれません。

現に、

ちゃんとMySQL動いちょりますけん、ログインもパスワード:rootでログインできますけん。

よしとしましょうか。

おめでとう、フェルプス君。